V2P (One of V2X)

HBC installs on a Connected Car

人体通信の自動車への導入(V2P)

 近未来の自動車は自動運転に向けネットワークに繋がるようになっていきます。また、通信機器、安全運転のためのレーダ装置などのアンテナも登載されていくでしょう。自動車はタイヤを履いたスマートフォンとなり、通信環境の良い車体のルーフ部分に取り付けたシャークフィンアンテナの中にはスマートフォンの機能がそのまま導入される時代もくるかもしれません。

 腕時計の中に人体通信の送信機(ID情報などを記憶している)を組み込み、人が手のひらを自動車の車体にかざすことにより、腕時計と自動車の中に実装された人体通信受信機の間で人の体を介した通信が行われます。この原理を用いた人体通信キーレスエントリが検討されています。

人体通信

Vihecle to Human using HBC

車と人を無線で繋ぐ

・ WiFi : IEEE 802.11b/g/ac 世界中で利用できる短距離無線通信


・ Bluetooth : 世界中で利用できる 2.4GHz の短距離無線通信


・ RFID : ISO 18000-3 / ISO 18000-6


・ セルラ回線 : 3G や LTE 回線


・ 人体通信 : 微弱無線

自動車技術 第69卷 第3号

自動車技術協会 学会誌 2015年3月号

人体通信技術 ~ 人とクルマのコミュニケーション ~

P.89 ~ P.93

筆者 : 根日屋英之

出版社名 : 公益社団法人 自動車技術会


車載テクノロジー 2018年6月号

「自動運転に向けた車載用アンテナの技術動向」

P.50 ~ P.57

筆者 : 根日屋英之

出版社名 : 技術情報協会


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