根日屋英之

ごあいさつ

 株式会社アンプレット は無線通信が好きな仲間が集い、1987年9月9日に東京・秋葉原で設立されました。業務内容は無線通信機器とアンテナの受託設計です。私たちはモノづくりが好きです。私たちが設計した無線機やアンテナが商品としてみなさまに使っていただくことが、私たちの仕事の生き甲斐でした。

 株式会社アンプレットは、会社創設30周年の節目の2017年2月に、無線通信技術とアンテナ設計のコンサルティングを主業務とした アンプレット通信研究所として生まれ変わりました。私たちが長年培ってきた無線通信技術で、今後も全ての人々が幸せになる社会の実現に貢献してまいります。

アンプレット通信研究所
代表/所長 根日屋英之

所長 根日屋英之のプロフィール

・ 氏名 : 根日屋 英之 (ねびや ひでゆき)
・ 学位 : 博士(工学)
・ 専門分野 : 通信方式高周波回路アンテナRFID人体通信(HBC)
・ 出身地 : 東京都台東区
・ 座右の銘 : 継続は力なり
・ 兼務 : 日本大学大学院 理工学研究科 特別講師 (担当講義「先端科学技術特論」)
・ 職務経験 : 自動車会社(設計) ⇒ 電機メーカー(研究・開発・設計)
       ⇒ 起業 ① 株式会社アンプレット / ② アンプレット通信研究所
・ 好きなアーティスト : サザンオールスターズ、Mrs. Green Apple
・ 好きなタレント : 高田純次、大泉洋
・ 趣味 : アマチュア無線(第1級アマチュア無線技士)、軽自動車でのドライブ、散歩
・ 免許されたアマチュア無線局 : JE1BQEJA9QZHJD1BOOHL3ZCG
アマチュア無線 開成会(JA1YSD) 事務局長、東大無線部(JA1ZLO) 元教職員メンバー

2025年度 先端科学技術特論(日本大学大学院 理工学研究科)

* 講義のテーマ : 電池搭載が不要な近距離無線の技術について
* 講義コード : I45A / O45A [シラバス
* 学年 : 博士前期課程 電気工学専攻 1年 / 量子理工学専攻 1年
* 学期 : 前期
* 私の講義担当日 : 第10回 6月12日(木曜日)
* 5時限 : 16:40 ~ 18:10

* 年度別 講義内容
・ 先端技術は基礎理論の集大成(2015年)
・ 90分で学ぶ情報通信の先端技術(2016年)
・ 数学と物理と電磁気学も同時に学ぶ(2017年)
・ グラウンドについて考える(2018年)
・ アンテナの近くで何が起こっているのか?(2019年)
・ 人体が発する電気信号を利用する(2020年)
・ コロナ禍で注目される情報通信(2021年)
・ テレパシーは可能なのかを工学的に考えてみる(2022年)
・ 人や物の識別を電子的に行う技術(2023年)
・ 物理現象から数式を組み立てる(2024年)

根日屋 英之 の学位論文「小型アンテナの研究」

 私は、1波長ループアンテナと同等な指向性を有し、同軸給電線との整合が容易、かつ、小形(小型と同義)にしても利得低下の少ない特長を有する スパイラルリングアンテナ を考案しました。

 スパイラルリングアンテナは、スパイラルの直径 2s = 0.024波長、ピッチ角Φを 17.0 度に設定し、そのスパイラルを 半径 a = 0.0754 波長で 21 回巻くと、インピーダンス整合回路やバラン無しで 50Ω同軸ケーブルと直接、接続できます。このときのアンテナの最大外径寸法は 0.1748 波長と小形になります。アンテナ利得は 2.0 dBi、帯域幅は 4.2 %(リターンロス : -10dB 以下)であり、スパイラルリングアンテナは小形化率に対して非情に高い利得を有するアンテナです。

[参考論文] 根日屋 英之、長谷部 望、長澤 総 「スパイラルリングアンテナ(1波長ループアンテナの指向性を保持して)」、1999年1月 電子情報通信学会論文誌 Vol.J82-B No.1、pp.88 ~ 96

 

受賞歴

・ 1986年度 技術者表彰 1等 (日立湘南電子)
・ 2000年度 駿博会奨励賞 (日本大学 駿博会)
・ 2001年度 電子工学科特別賞 (日本大学 理工学部 電子工学科)
・ 2003年度 アントレプレナー オブ ザ イヤーアカデミア部門
・ 2003年度 最優秀ユビキタスネットワーク技術開発賞 (EC研究会)
・ 2010年度 第23回 福田賞 (東京電機大学 ME会)
・ 2012年 東京理科大学工学部創設50周年記念式典 工学部今昔物語

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