私たちの研究室では、電波の「出入り口」となるアンテナについて研究しています。スマートフォンや WiFi、衛星通信、レーダーなど、現代社会を支える多くの技術はアンテナによって成り立っています。しかし、その仕組みや面白さはあまり知られていません。
アンテナは目に見えない電波を操る、とても奥深く魅力的な存在です。形や大きさ、配置を工夫することで性能が大きく変わるため、理論とものづくりの両方の面白さを体験できます。
ACL アンテナ研究室は大学の研究室のような雰囲気の中で、アンテナの研究・解析・実験を通して、インターンや企業の枠を超えた研究者が集い、新たなアンテナの可能性を追求しています。また、地域ボランティア活動として、アンテナの製作やアマチュア無線の体験制度を利用した実際の無線通信を体験することにより、子供たちに「科学の楽しさ」を教えています。
電波という目に見えない世界を探究しながら、未来の通信技術を支える研究に一緒に挑戦してみませんか。
[ACL アンテナ研究室]
・ 工学博士 根日屋英之 (アンプレット通信研究所) --- 室長
・ 工学博士 塚本信夫 (アンプレット通信研究所)
・ Bernhard Thiem, Dipl.Ing. (AMPLET Deutschland)
・ 久保祐介 (峰光電子株式会社)
[共同研究者]
・ 工学博士 禹鍾明 (忠南国立大学)
・ 工学博士 小暮裕明 (BUDの会)
・ 工学博士 山村英穂 (BUDの会)
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① 秋葉原研究室
根日屋英之は、1波長ループアンテナと同等な指向性を有し、同軸給電線との整合が容易、かつ、小形(小型と同義)にしても利得低下の少ない特長を有する スパイラルリングアンテナ を考案しました。
スパイラルリングアンテナは、スパイラルの直径 2s = 0.024波長、ピッチ角Φを 17.0 度に設定し、そのスパイラルを 半径 a = 0.0754 波長で 21 回巻くと、インピーダンス整合回路やバラン無しで 50Ω同軸ケーブルと直接、接続できます。このときのアンテナの最大外径寸法は 0.176 波長と小形になります。アンテナ利得は 2.0 dBi、帯域幅は 4.2 %(リターンロス : -10dB 以下)であり、スパイラルリングアンテナは小形化率に対して非情に高い利得を有するアンテナです。