日本・韓国 人体通信研究会

第1回 人体通信研究会(2011年11月22日 ~ 11月23日)

 韓国政府関連の研究機関である ETRI (韓国電子通信研究院)殿と私(根日屋)が代表取締役社長を務める株式会社アンプレット間で、人体通信技術に関する共同研究の了解覚書(MoU)が取り交わされたことを機に、この研究会が発足し、日本側の幹事を根日屋が担当することとなりました。

 第1回 人体通信研究会は、韓国・ソウル市で開催されました。ETRI殿からは、IEEE802.15.6 国際標準化の動向について、日本からは、アンプレット、日立製作所殿、拓殖大学殿が参加し、日本における人体通信の研究・開発状況、日本企業のビジネス動向、人体通信に用いる電極技術の講演が行われました。

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第2回 人体通信研究会(2012年2月13日 ~ 2月14日)

 第2回 人体通信研究会は、東京・大森(日立製作所)で開催されました。日本での開催ということもあり日本企業からの参加者も多く、医療やヘルスケアで注目される人体通信への関心度を感じました。IEEE802.15.6 国際標準化の動向の最新情報、医療現場における人体通信技術の導入計画についての報告を受け、熱心なディスカッションが行われました。

 この回の研究会では、会場のご提供などで日本側での副幹事である日立製作所 木下泰三氏、及び日立製作所のみなさまのご協力をいただきました。

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第3回 人体通信研究会(2012年10月22日 ~ 10月23日)

 第3回 人体通信研究会は、韓国・チェジュ島で開催されました。IEEE 802.15.6 についてのレビューの他に、人体通信用ICの紹介、電界方式人体通信用高効率電極、UHF帯近距離無線通信についてのディスカッションが行われました。

 今回は、日本、韓国の他に欧州の研究者の参加がありました。また、同時期に同じホテルで IEC TC-47 定例会議も開催されており、人体通信や近距離無線の半導体規格の動向をも伺うこともできました。研究会が開催されているホテルの近くで、偶然、私が日本で技術顧問をしている会社の方に会い驚きました。

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第4回 人体通信研究会(2013年7月9日 ~ 7月10日)

 第4回 人体通信研究会は、日本の横浜(日立製作所 戸塚工場)で開催されました。今回は、日本・韓国のみならず、スェーデン、アメリカ、マレーシアからの参加者がありました。

 ETRI 殿からは、彼らが開発した人体通信試作機の紹介、電極技術、伝播特性、EMC/EMI、国内外の市場、自動車における BAN、医療現場での実証実験など、非常に広い分野のディスカッションが行われました。

 最終日には、ETRI 殿主催の懇親会が横浜の中華料理店で開催され、参加者が親睦を深めることができました。

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第5回 人体通信研究会(2015年3月12日 ~ 3月13日)

 第5回 人体通信研究会は、ETRI 殿のある韓国の大田広域市(Daejeon)で開催されました。今回は、人体通信の生活支援ロボットへの導入、自動車内での人体通信の利用、カプセル内視鏡に人体通信を導入した事例、医療現場での導入実験の報告がありました。

 大田広域市は、多くの研究機関や大学のある場所です。私(根日屋)は、人体通信技術に関する講義を、忠南国立大学(CNU)殿で行いました。また、私のミリ波レーダに関する論文を研究の参考にしているという韓国航空宇宙研究院(KARI)殿からも招聘を受け、レーダ技術の講演をしました。

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第6回 人体通信研究会(2016年5月9日 ~ 5月10日)

 2016年2月18日に、人体通信の半導体インタフェース国際規格 IEC 62779:2016 が承認されました。

 第6回 人体通信研究会は、日立製作所(東京・品川)殿で開催されました。IEC/TC-47 国際標準化の動向、日本での人体通信ビジネスの動向、IoT ビジネス概要、カプセル内視鏡の人体通信規格などについて、熱心な討議が行われました。

 現在、次世代人体通信技術の国際標準規格のひとつとして、人の体内と体外の無線通信(In-body Communication)が協議されています。その要素技術である Galvanic Coupling について、ETRI 殿からご発表がありました。

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第7回 人体通信研究会(2017年5月22日 ~ 5月23日)

 第7回 人体通信研究会は、ETRI 殿のある韓国の大田広域市(Daejeon)で開催されました。

 5月22日は、カプセル内視鏡、小型の体内埋め込み型心電計、ペースメーカと体外機器との近距離ワイヤレス通信に関し、非常に白熱したディスカッションが行われました。

 5月23日は、通信に関する雑音や混信に強く、消費電力を抑えるパケットのフレーム構造についてディスカッションを行いました。また、人体通信の応用として、自動車、ロボットに範囲を広げ、参加者から興味深いアプリケーションのプレゼンテーションがありました。

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