人体通信の実用化にむけて

私の手作りの人体通信装置

 人体通信にご興味のある方から、「人体通信の実験うをするための送・受信機の手作りは難しいですか?」というご質問を受けます。人体通信 送・受信機は、ハンダ付けと簡単な電子回路を組んだ経験があれば簡単に作れます。AMラジオとAMワイヤレスマイクを使った「手作り人体通信 送・受信機」の写真を示します。

 長野県のあるリサイクルショップで、¥105 で売られていた E.T. 人形を見つけ、人形を確保。それに人体通信のFMラジオ用のICで試作した回路を組み込み、エリオット少年と E.T. の会話を再現しました。写真左の送信機を持った人の指が、E.T. 人形の指を触れるくらいの距離まで近づけると E.T. 人形から声が聞こえてきます。

トラ技 jr. 2013年 3・4月号

人体通信装置の簡単な回路例を、この雑誌で公開しています。

「ちょこっと未来技術 人体通信」 / 根日屋 英之 執筆

P.34 ~ P.37

価格 : 0円 (フリーマガジン)

発行者名 : CQ出版社



人体通信とヘルスケアの融合

 現在、私は人体通信技術で新市場の創作活動を行っています。人体通信にはキラーアプリがないといわれる中、人体通信だからできることとして、予防医療、ヘルスケアとの融合を研究しています。成果として、情報通信を行いながら、服の上から心電が測定できる非接触心電計の試作を行い、講演、雑誌、新聞、テレビ番組で紹介しました。電子立国「日本」に新しい産業を作りたい。微力ではありますが、みなさまと日本発の産業を作りたいと思っております。

HBCC 標準 人体通信 送信機・受信機

 人体通信機器に実装する電極形状や電極の配置位置を最適化するときの伝搬特性を評価する実験回路として用いることができる、人体通信の送信機と受信機を、部品実装済みの完成基板で配布いたします。送信機は、変調方式にはASKを用い、電子音(オルゴール)を送信します。搬送波周波数は 455kHz です。受信機は、送信機から送られた電子音で変調されたASK信号を復調し、基板上に搭載したスピーカから再生音を聞くことができます。

 配布価格は、人体通信の送信機と受信機の1対向で ¥20,000(税別、送料込み)です。

HBCC 標準 人体通信 電界強度計

 人体通信の受信電界強度の測定において、人体通信では地面に対する電極が存在するため、スペクトラムアナライザやネットワークアナライザを用いることができません。しかし、電界強度の測定は、人体通信の伝搬特性や通信品質を評価するときに必要です。

 人体通信の電界強度を測定方法は、人体通信の実験を行っている企業、研究機関が、各々の測定データを比較するときには、測定環境の構築のために細かい協議が必要となりますが、その結論はなかなか導き出せません。そこで、みなさまが共通の測定系(測定器)を用いることにより、各々の測定データを相対的な比較ができる環境を作ろうと、人体通信コンソーシアム(HBCC)標準の人体通信 電界強度計を、¥88,000(税別、送料込み)で配布いたします。

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