がんばろう 東北! (その1)
Junko Sumi, Jazz Vocalist

● やはりなにかしたい。

2012年1月22日

 あたくしのアコーディオンの宮サンとつくった粗品CDを避難所におくろうか、いやかえって迷惑か、気の小さなあたくしはけっこう悩みました。

 2011年3月12日にスポニチ芸術文化大賞の優秀賞が紙面にて発表になるはずが、3月11日に震災がおこり、紙面はその記事で埋め尽くされました。賞がどうなったのかもわからないまま、11月に突然、授賞式は中止になりました。賞金はふりこまれます。とのメールがああなくなってしまったわけではないのだ。そんなわけで、あたくしのはみだしたジャズヴォーカル活動を応援してきて下さった方に、ご報告できる機会なので、ちらしや赤字覚悟の報告ライブをするために賞金はつかわせてもらいました。少し残ったものは石巻にいく交通費に当てさしていただきます。

 ピアニストの高田ひろ子もボランティアで参加してくれます。無名のあたくしなんか…というのをスポニチの賞が後押ししてくれています。またこのごろ縁があってデイケアセンターでジャズにアレンジされている古い日本の歌を歌わせてもらっていますが、お年寄りのみなさん喜んでくださるのです。そして大学の友人が石巻でボランティアでお風呂をやっているのです。

 これらのことが混じり合い、ようやく石巻で歌ってきます。友人のクマが場所をおさえてくれました。いってきますね。

2月11日 春待ち無料ライブ

1. 入釜谷生活センター 10:30〜 (児童がたくさん亡くなった大川小学校の近くの集落)
2. 追波川河川団地集会所 13:30〜 (仮設住宅の集会所)
3. 喜楽 17:00〜 (お風呂の近くの居酒屋)

・ 1. 2.は、旧河北町、と言ってもわからないだろうけれど、石巻の中心部からクルマで30分ほどのところです。かなり田舎です。
・ 2.は、90歳以上もけっこういるらしいです。
・ 3.は、お風呂から徒歩1分。石巻駅から徒歩8分ぐらいのところです。飲み屋街も近く、いい雰囲気のところです。