人体通信コンソーシアム

HBCC

Human Body Communication Consortium

人体通信コンソーシアム (HBCC) の設立にあたり    HBCC 主催者 工学博士 根日屋 英之

 CEATEC 2007 で究極の近距離無線として 人体通信 (Human Body Communication : HBC)が注目され、その後、IEEE 802.15.6 として国際標準規格になりました。

 10年たった2017年に、再度、人体通信に注目が集まっています。人体通信は、ID カード、医療機器、ウェアラブル端末、電子キーなどに導入が検討されています。人体通信コンソーシアムは、人体通信にご興味があるみなさまの情報交換の場として、2017年6月19日に設立されました。低迷している日本の製造業において、新しい市場を開拓できるように、みなさまと進んでゆきたいと思います。

人体通信について

 人体通信(電界方式)は、人体に電流を流さず、人体の表面に発生する電界の変化を利用して情報を伝達する近距離無線です。そのため、人が直接、電極(非常に近距離の無線通信なので、大きな無線通信用のアンテナは不用で、小さな電極で通信できる)に触れる必要はなく、手を電極にかざすだけで情報の伝達が可能です。

 無線通信は、無線機器を扱う人から無線端末までの距離で分類されています。人から 100m くらいの通信距離を有する無線システムは「WLAN(Wireless Local Area Network)」に分類されています。これは、通称「無線LAN や WiFi(業界団体規格名)」と呼ばれ、みなさまもよくご存知と思います。人から 10m くらいの通信距離を有する無線システム(Bluetooth や ZigBee など)は「WPAN(Wireless Personal Area Network)」に分類されています。

 最近、話題のウェアラブル端末は、人から 2~3m くらいの通信距離を有する無線システムで「WBAN(Wireless Body Area Network)」に分類され、通称「人体通信(HBC : Human Body Communication)」と呼ばれるようになりました。

人体通信への誤解

 人体通信というネーミングから、このシステムを 誤解 されている方もおられます。人体通信(HBC、WBAN)は単に通信距離から分類された人体近傍(Body Area)における近距離無線の一方式呼称です。「Body Area」を日本語で「人体」に対応させただけですので、人体通信技術を用い 人の思考を読み取るようなことや人を洗脳することは、理論的にも技術的にもできません。人体通信を安心してご利用ください。


人体通信コンソーシアム 概要

団 体 名
人体通信コンソーシアム
英語表記
Human Body Communication Consortium (HBCC)
入会資格
人体通信にご興味があり、人体通信コンソーシアムの運営にボランティアで
ご協力いただける企業、研究機関(大学など)、個人の方々
入会申し込み
人体通信コンソーシアムへの入会申し込みは から
会  費
無料
主 催 者
博士(工学) 根日屋 英之 (ねびや ひでゆき)
事 務 局
〒110-0016 東京都台東区台東3-4-2 アンプレット通信研究所 内
電  話
03-5688-0493 (FAX 受信可)
お問い合わせ
人体通信コンソーシアムへのお問い合わせは から
研 究 会
人体通信コンソーシアムの会員であればどなたでも参加が可能です。
特別研究会
他の学会と合同で開催する研究会です。
専門研究会
研究会内で技術分野ごとの共同研究提携を行った企業間の非公開の研究会です。

HBCC 標準 人体通信評価装置

 人体通信技術を用いた製品を開発するときに技術課題となるのは、筐体に実装する電極の設計と受信電界強度を測定しながらの最適な電極の配置位置を決定することです。しかし、人体通信の電界強度を測定する測定器には市販品はなく、また、個々の実験グループが人体通信の伝搬に関する測定データを比較するときに、共通の人体通信送信機、受信機、電界強度計を用いたいところです。

 そこで、人体通信コンソーシアムでは、人体通信機器の研究、開発、設計をしている技術者の間で、各々が測定した人体通信の伝搬に関するデータを比較できるように、人体通信コンソーシアム(HBCC)標準の安価な送信機、受信機、電界強度計を 準備 しました。


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